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ツマンスキー R-21 : ウィキペディア日本語版
ツマンスキー R-21[つまんすきーあーる21]
R-21ソビエト連邦(現ロシア連邦)のツマンスキー設計局が開発したターボジェットエンジンである。
== 概要 ==
R-21は、Nikolai Georgievich Metskhvarishviliが率いるツシノモータ工場(OKB-300の一部)によって開発された。R-21はツマンスキー R-11をベースに空気流量及び推力増加のため、大直径の新型6段圧縮機、新型のローターブレード、アフターバーナー、可変排気ノズル(コンバージェンス・ダイバージェンス・ノズル)を採用するなどの改良が行われている。圧縮比とタービン入り口温度を高めるためにブレードは先進的な合金で作られている〔Ye-8 development history on Airwar.ru 〕。
R-21は当時計画されていたSu-15Su-24Ye-8に搭載予定であった。
しかし1962年9月11日、 Ye-8に搭載しての試験中に圧縮機に異常が発生し機体が爆発した。テストパイロットのMosolovは無事脱出したもののマッハ1.78で射出されたことによる障害で、完全に復帰することが不可能となった〔Interview with Georgy Mosolov in Air & Space magazine 〕。その後、より強力なエンジンを必要とするMiG-23のような機体の開発が進められたためR-21の開発は搭載機であるYe-8とともにも中止された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ツマンスキー R-21」の詳細全文を読む



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